おかたづけ革命とは

昨今、お客様の諸事情によりおかたづけ（一時多量ゴミの撤去）の依頼が増えており、
この先の日本は、社会問題である高齢化・孤立の増加に伴う一時多量ゴミ撤去依頼が増加の一途を辿ると予想されます。
私たち「おかたづけ革命」は、北海道の各市区町村の環境部署との連携を計り、環境問題対策の一環としておかたづけ事業を開始いたしました。
廃棄物の違法処理業者や、料金の不明確な業者等が増加しており、廃棄物処理法を徹底厳守した業者も少ないという実情から、私たちは各市区町村の指導の下、
違法性なく安心して廃棄物を仕分けリユースし、認定業者等に引き継いでおります。

合法性について

一般産業廃棄物とは、家庭から出る廃棄物（戸建て、マンション、アパート等の一般市民の生活から廃棄されるもの）であり、日本の法律（廃棄物処理法）により定められており、家庭から出る一般廃棄物の収集運搬をする時には、一般廃棄物収集運搬許可が必要になります。
産業廃棄物収集運搬許可業の免許のみでは、家庭から出る一般廃棄物の収集運搬をする事はできません。
そのため、おかたづけ革命では一般市民の皆様に代わって一時多量ゴミの撤去を行う場合、排出者様の建物の敷地内までの排出作業となり、敷地内に出された廃棄物は、各市区町村の認定業者である一般廃棄物収集運搬認定業者に依頼して収集運搬していただくことになっております。
リサイクル家電4品目（テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン）に対しては、リサイクル法に基づきリサイクル家電収集運搬認定業者に依頼し、室内から排出していただきます。私たちは排出者様の代わりに許可業者と連携を取ることで、速やかに一時多量ゴミを搬出することを可能にしました。

環境への配慮とグローバルな事業展開

日本における年間（平成27年度）のゴミの総排出量（一般廃棄物）は4,398万トン（東京ドーム約118杯分）で、世界一のゴミ排出国であり、一般廃棄物が狭い国土に埋め立て処理されているのが現状です。このままだと約20年後には埋め立て地が枯渇すると考えられており、現在もゴミの量において日本は不名誉なことに世界1位です。
人口も膨大で国土も広大な消費大国アメリカと比較して3倍以上もゴミを出しており、この問題を改善するために、一人ひとりが3R（リデュース・リユース・リサイクル）を意識する事が大切であると考えております。
弊社の取り組みとして、海外リユース事業への展開により、ご家庭の一時多量ゴミ仕分け搬出の際に有価物（壊れていない使用可能な価値のある物）を見極めることで、3Rのリユースを進めております。この活動により、諸外国の人々の暮らしの発展向上に協力できると共に、日本における一般廃棄物の削減、低炭素化社会に貢献、排出者様の廃棄料金削減を実現し、今後も海外リユースを目的とした輸出事業を拡大することで環境問題の一端を担い努力してまいります。